しゅわ〜るど

〜手話の世界〜


ここでは、「手話って何なの?」「手話をやる時には何が大切なの?」などの疑問にお答えします。

1.「手話」とは?

「手話」は耳の聴こえない人(ろう者、難聴者)が使う会話です。日本語とは違った言語文化を形成して育ってきた独自の言語です。 「手話」といっても様々な種類があります。言葉にも日本語、英語などあるように手話にも「日本手話」という日本で使われている手話、「ASL(American Sign Language)」というアメリカで主に使われている手話があります。
このASLは現在国際手話として広がりつつあるのです(英語が世界の言語になっているのと同じように)。また、一般的な国際手話としては「ジェスチューノ」というのもあります。この他にも国や地域によって違う手話があり、それはそれぞれの土地の文化を反映して成り立っているのです。
「日本手話」と述べましたが、もう1つ「日本語対応手話」というのもあります。「日本語対応手話」は日本語を話す語順通りに手話を並べる方法で、中途失聴者や難聴者でよく使われます。一方「日本手話」は、日本語や日本語対応手話とは違った独自の文法です。例えば、表情を変えることで単語の意味が変わること、同じ表現方法でもいろんな意味があること、などです。
また手話にも「方言」があるのです。一般的に「名前」という手話は、左手の手のひらを相手に向け、その手のひらに右手親指を立てた形を当てて表しますが、関西では親指と人差し指でつくった輪を胸に当てる形になります。それぞれの地域で表現が違うものもあるのです。



2.手話をやる時のポイント

手話は利き手で行います。右利きの人は右手、左利きの人は左手でやります。両手を使う手話で両手の形が違う時は動きがある方を利き手でやります。

「嬉しい」「悲しい」という気持ちや「暑い」「寒い」などの状況を手の動きだけではなく表情を使って伝える事が大切です。表情があるのとないのとでは意味が異なってしまう場合があるので、相手に気持ちを理解してもらうにはやっぱり表情は欠かせません。
例えば「ありがとう」という時、「ありがとう」という形の手話で表現すればいいというものではなく、その時どれほど心の「ありがとう」という気持ちを表情や体全体の仕草で表すことができるかが重要なのです。つまり全ては「心」の表現なのです。

また相手の口の動きや形を見て言葉を判断することもできるのです。「読話」といいますが、これは結構重要です。手話をやる時はついつい手の動きばかり見てしまいますが、そうではなく、口の動きも見ることが大切です。手の動き、口の動きを同時に見れるようになれば理解しやすいのです。

1番大切なのは伝えたいという気持ちを持つこと!「手話を使って話したい」という気持ちを持つこと!それが、手話が上達する為に必要です。
さらに、手話は単に手を上下するだけでなく、まず相手の顔をきっちり見つめること、それから表情や体全体の仕草にどれだけ語り手の気持ちや心が託され表現されているかということも重要です。
そこから自分自身の独自の話法が生まれ、友情や心の絆が生まれるのではないでしょうか。


皆さんも是非やってみよう!手話の面白さと楽しさがきっと分かるでしょう。

そして手話に興味を持ってくれたそこのア・ナ・タ!今すぐpoco a pocoへレッツゴー!

作・師匠&エックス





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